DM(ダイレクトメール)おすすめの文例
ダイレクトメールの発送を考えられている方のために、今回は実際にDMを書くときに役立つ文例をご紹介します。効果的なダイレクトメールのポイントも取り上げているので、文面を考える際にお使いください。
お客様の心理に合わせて段階的に誘導する
ダイレクトメールを書くときは、「どのように文章を発展させていくか」がとても重要です。文章の発展のさせ方一つで、お客様の心を動かし商品の購入にまでつなげる効果的なダイレクトメールにすることができます。
文章構成を考える際に、ぜひ覚えておきたいのが『AIDA(アイーダ)の法則』というものです。以前のコラム記事【DM発送:AIDAの法則】でも取り上げていますが、お客様が最初に商品(サービス)に接してから購入に至るまでには4つの心理の段階があります。
この4段階~Attention(注意)・Interest(関心)・Desire(欲求)・Action(行動)~のプロセスがあって、お客様は購入の決定に至ります。つまり、この4つのステップをお客様が段階的に踏んでいくよう誘導していけば、成約につなげやすくなるのです。どのようにこのプロセスに合わせてダイレクトメールを作っていくのかを、具体的な文例を交えながら説明したいと思います。
ステップ1.Attention :注意を引く
最初のステップはお客様の注意を引くことです。お客様が最初に目にするキャッチコピーで、続きを読み進められるかが決まります。インパクトがあり、興味を引くキャッチコピーでダイレクトメールに注目させましょう。
「~でお困りのあなたへ」
特定の悩みを抱える人に限定して訴えかけることでお客様に共感を与え、興味を引くことができます。
「たった3週間で~に!」
カンタンにできることをアピールします。自分にもできる、という手軽さがお客様の興味を引きつけます。
「~と思っていませんか?」
「え!ちがうの!?」とお客様が問いかけたくなるような疑問を提示します。読み手は答えを知りたくて、ダイレクトメールを読み進めるはずです。
>>DM(ダイレクトメール)の挨拶文の書き方
ステップ2.Interest :関心を持たせる
簡潔なキャッチコピーに続いて、引き続き関心を保たせるためにお客様の心に訴えるサブコピーを書きます。
「~を解決する3つの方法」
悩みを抱える人に、ダイレクトメールの中に解決する方法があることを示して続きに誘導します。
「~を知らない人は意外と多いのですが、実は…」
お客様の不安をあおって、先に解決策があることを示します。
ステップ3.Desire :欲求を持たせる
お客様にどんなメリットがあるのか、その商品によって実現するよい将来をイメージさせます。ダイレクトメールでは、具体的にそれがお客様の幸せに役立つことを説明しましょう。お客様がこの過程で納得することができれば、「買いたい」という欲求を持つようになります。
「利用者の~%が効果を実感しています!」
具体的な数字を用いることで、お客様の信用獲得につながります。
「~するだけであなたも簡単に~できます」
お客様がその商品によって確実に益が得られることを示して、買う価値があること納得させましょう。
ステップ4.Action:行動を促す
お客様が商品を買いたいと思ったところで最後のワンプッシュ。購入することに対するリスクを感じさせないために返品保証などを分かりやすく示しておきます。また、購入を遅らせないよう緊急感を与えることも効果的です。
「全額返金保証!」
お客様が商品を購入するときに抱える不安を解消してあげることで、購入しやすくします。
このような期限があると、先延ばしにせずにすぐに購入を決断しやすくなります。
お客様目線が心を動かす
ダイレクトメールの文面を考えるときには、それを手に取ったお客様の気持ちを想像しながら書くことが大切です。お客様の心理に合わせて段階的に誘導することで、成約率を向上させることができます。
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