DM(ダイレクトメール)の挨拶文の書き方
読まれるDMにするためには、最後まで読みたいと思うような挨拶文が必要です。今回は、お客様の興味を惹きつける挨拶文を作るためのポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
挨拶文の役割
家に訪ねてくるセールスマンがDMそのものであるとすれば、挨拶文はセールスマンが最初にする自己紹介のような部分にあたります。知り合いではない・誰か分からない人を家に招き入れ、話を聞きたいと思う人はいないかと思います。
同じように、明らかに売り込みと分かるDMでは、すぐに捨てられてしまう可能性があります。せっかく魅力的な商品やイベントの案内をしていても、一番肝心のその中身を見てもらえなければ意味がありません。こちらが伝えたい内容にお客様を誘導するのが、挨拶文の役割と言えます。
読みたくなるDMとは?
挨拶文の役割を考えると、ありきたりな文章ではなく、お客様の関心を惹きつける挨拶文を用意する必要性が分かります。重要なポイントは「お客様の関心」です。では、お客様が関心を持つのはどんなことなのか、ご紹介します。
自分にメリットがある
お客様の関心は、「自分にとってメリットがあるかどうか」ということです。であれば、いきなり自慢の商品を説明するセールスマンのようであってはいけません。
安く手に入る、欲しいものがそこにあるなど、お客様にとってメリットとなる情報を伝えましょう。逆を言えば、お客様は損をしたくない、と思っているわけです。期間限定や先着であることが書かれていれば、早く中身を読まなければ、と思うでしょう。
自分宛てに来ている
同じようなことをどこの家でも言ってまわるセールスマンには関心を示さなくても、“我が家に”定期的に訪問してくる顔なじみのセールスマンとは会話する、という方もいらっしゃいます。
DMについても同様で、名前が入っていたり自分にぴったりの情報だとすると、読みたいという気持ちになります。つまり、顧客層に合った挨拶文が必要なのです。「会員様限定」や「誕生日の特典」など、“あなただけ”という特別感を出すのも効果が期待できます。
目的がはっきりと分かる
何をしに来たのか中々言わないセールスマンは不審がられるように、目的不明で送られてきたのか分からないDMも読んでもらえません。目的をハッキリと示して、中身を読んでもらえるように誘導しましょう。
その際、事細かに内容を書くのではなく、「何か気になるな、開けて中を見てみよう」と思わせる程度の情報量が望ましいです。
DMの挨拶文の考え方
DMをおくるときには、「誰に送るのか」「何を伝えたいのか」を明確にすることが重要。ご紹介してきたように、お客様にとってメリットが感じられ、自分のことだと認識してもらえたら○。秋物新作のお知らせをする挨拶文では、「まだまだ暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?徐々に秋物の季節が近づいてきました。」のように季節に沿った挨拶文と、伝えたいことを冒頭で伝えるとよいでしょう。
>>DM(ダイレクトメール)おすすめの文例をチェック
最後まで読んでもらうための工夫
お客様の関心を惹きつけることができたなら、あとは最後まで読んでもらうようにしましょう。その際ポイントとなるのが、「読みやすさ」です。文字の大きさやスタイル、色などもお客様に合わせて変えてみても良いかも知れません。
年配のお客様宛てであれば縦書きで大きめの文字にしたり、若いお客様宛てであれば横書きで文章を少なめにしたりと、読みやすくて飽きさせない工夫をすることが大切です。
最後まで読まれるDMは挨拶文で惹きつける
DMを見た人が中身を読むかどうかは、出だしの挨拶文に大きく左右されます。挨拶文で十分にお客様の関心を惹きつけ、その関心を持続させながら最後まで読んでもらえるように、工夫を凝らしましょう。
時間とコストをかけずにDMを発送されたい方は、発送代行のジブリックをぜひご活用ください!