効果が上がるDMのポイント
DM(ダイレクトメール)を送っても、思ったほど効果がない、そんな経験ありませんか?原因は、DMのポイントをはずしているから。効果的なDMにするためのポイントをしっかりと知って、セールスアップにつなげてみましょう。
DMの4大要素
DMはお客様にこちらの情報を伝えるための効果的な手段。しかし、ポイントを外すと費用の無駄に終わってしまいます。
ではどのようなポイントがあるのか、その4大要素についてご紹介しましょう。
1.ターゲット
あなたがDMを読んでもらいたいターゲットは誰ですか?30~40代の男性、というだけでは不十分です。
男性は既婚か独身か、仕事は何をしているのですか、ターゲットとなる人は何を悩んでいるのですか。ターゲットのイメージが具体的にわかるくらいまで明確にしなければ、相手に響くメッセージを作ることはできません。
DMは不特定多数に送るものではなく、特定のターゲットが「待ってました!」と思えるようなものをつくること。これが反応率を上げるポイントなのです。
2.オファー
オファーとは特典のこと。DMを受け取った人は、どのようなメリットがあるのか。どのようなお得感を感じられるのか。たとえば「DMをご持参の方は2割引!」とか、「同封の引換券をお持ちの方に◯◯を差し上げます」といったものなど。
もちろん、オファーの内容はターゲットに役立つものでなければいけません。オファーをどのようにつくるかも大きなポイントです。
3.タイミング
相手が商品を欲しがるタイミングでDMを送ることも、大切なことです。消耗品であれば、そろそろなくなるというタイミングでDMを送ると、お客様の購入動機につながり、反応が上がります。
また、季節商品も時期に合わせたタイミングでDMを送ることが大切。入学前にランドセルや机といったもののDMを送ったり、七五三の写真撮影を考え始めるタイミングで案内のDMを送る。
タイミングをはずさないことが、適切なDMを送るポイントになります。適切なタイミングは、ターゲットを明確にしておかなければできないことです。
4.クリエイティブ
クリエイティブは、DMのデザインやキャッチコピーのこと。見た目のクリエイティブだけでなく、相手がDMを受け取ってから、どのようなアクションを起こすのか。
ユーザー体験(ユーザーエクスペリエンス)を想定してデザインすることがポイントになります。ユーザーエクスペリエンスを考えるときにも、ターゲットがどのような生活を送っているのかを考えることが大事になります。
5:2:2:1の法則
DMに必要な4大要素について説明しましたが、その重要性・影響度にも目を向ける必要があります。
4大要素の重要性・影響度の比率は
ターゲット:オファー:タイミング:クリエイティブ=5:2:2:1
どの要素にも必ず「ターゲット」を考えることが必要となるのはおわかりでしょう。
ターゲットがDMを開いて、それを読み、どこに興味を持ち、どのような動機でお店やイベントに足を運ぼうとするのか、といったストーリーを明確に考えることが大事なのです。
その上で、オファーやタイミング、さらにはユーザーエクスペリエンスを考慮したクリエイティブを検討することが、DMの反応率を上げるためのポイントになります。
DMの構成はなるべく多くの視点から考えてみましょう
DMのポイントを知ったからといって、DMの構成を一人で考えてはいけません。一人の視点では、偏った考えや思い込みでポイントをはずし失敗してしまうことがあります。なるべくたくさんの視点で、DMの構成を考えてみましょう。
ジブリックはDMに対してのさまざまなアドバイスや提案を行っています。多くの経験を持つプロとして、あなたのDM作成のお役に立ちます。一人で悩むより、一度ジブリックへご相談ください。