DMの効果をあげるためにおさえておくべきテクニック
「DM(ダイレクトメール)の効果をあげるにはどうすればよいのだろう?」とお悩みの方は多いでしょう。今回は、DMの効果をあげるために有効な4つのテクニックをご紹介します。
1.イベントにあわせてDMを送る
DMの効果をあげるため、季節や生活のイベントを積極的に活用していきましょう。新年度や連休、季節ごとのイベント、衣替えなど、DMに活用できるイベントは多数あります。季節が限定された商品やサービスなどは、一定の時期は売れないことも多いでしょう。しかし、季節のイベントは反響率をあげる“きっかけ”になります。
また、日本には母の日やこどもの日などのさまざまな季節のイベントがあるので、自社の商品にマッチするイベントも見つかるでしょう。販促カレンダーなどを用いて、自社の商品やサービスと合ったイベントを予め知っておきましょう。
「ゴールデンウィークに○○へ」などといった文章はDMでもよく使われますが、「せっかくだし行ってみようかな」というきっかけを作るのに有効な手法です。「せっかくの○○だし」の“きっかけ”づくりにイベントを活用していきましょう。
2.特典(オファー)をつける
DMの反響率をあげるために、特典(オファー)をつけることは効果的な手法です。割引クーポンや来店時に商品をプレゼントする、といった特典をつけることで、お客様の関心をを惹きつけることが期待できるでしょう。一般的に用いられる手法なので軽く見られることが多いですが、特典があるかないかでDMの効果に大きな差が生まれるため、特典は付けた方がよいでしょう。特典をつけることによって、効果測定ができるというメリットもあります。
また、特典と同時によく用いられるのが希少性の原理。希少性の原理とは、「数量限定」「期間限定」など、“今すぐに行動しなければ入手が難しくなると、人は行動をおこしやすくなる”という心理です。特典をつけることで、サービスや商品を利用しようか迷っていたお客様の背中を押す効果もあります。
3.お客様一人一人に向けたDMを
DMの文章は、お客様一人に向かって書けば、さらに効果をあげることができます。とはいえ、お客様一人一人に文章を書いていてはいつまでたってもDMを送ることはできないので、ターゲットの絞り込みが大切になります。
ターゲットの絞り込みができていれば、イベントに合わせた文章と特典を添えるだけで、お客様一人のために作成したようなDMになるでしょう。そういった文章が一言書かれていれば、自分のことだと嬉しくなるものです。
4.開封率をあげるドア・オープナーを入れる
ドア・オープナーとは、DMの開封率をあげるために小物を封入することです。DMの開封率をあげるためには、ドア・オープナーを入れてください。どんなに文章や中身を工夫したとしても、開封すらされずに捨てられてしまったら、意味がありません。通常DMの開封率は、新規開拓のために送った場合1%を下回ると言われています。つまり、普通に1000通のDMを送っても990通以上はそのままゴミ箱行き、ということになり兼ねません。
DMが読まれもせずゴミ箱に捨てられる前に、触覚で何かが入っていると訴えることでDMの開封につなげます。また、より開封率をあげるためには、自社の商品やサービスのアイテムを検討するとよいでしょう。ボールペンなどの筆記用具は、普段から使用できるため便利なアイテムのひとつです。
DMの効果をあげるには戦略が必要
DMの効果をあげるために有効なテクニックをおさえ、DMをもっと有効に活用してください。しっかりとした戦略を練って反響率をあげることができれば、DMの費用対効果もあがることでしょう。
ジブリックでは、DMに関するさまざまなアドバイスや提案を行っています。これまで様々な業種の経験があるからこそ、DM作成のお役に立てます。何かお困りのことがあれば、ぜひジブリックへご相談ください。